グリーンマイル(原題:THE GREEN MILE)

 


 予告編によると、この映画を観たスティーブン・スピルバーグは4回泣いたそうです。

だからって訳でもないのだけど、この映画を観る日を楽しみに待っていました。そして、観に行く日が決定したので、いつも行くシネコンのHPにアクセスし、上映スケジュールを見てみたらなんと、目的のこの映画が上映していなかったのです。替わりに「ウリーンマイル」と言う作品が上映されていました。上映スケジュールをアップする担当者が「G」を入力し忘れて「URI−NNMAIRU」と入力した結果なんでしょうね。感動超大作っぽい作品がなんだかマヌケな響きのタイトルになってしまっていましたよ。

 

 思えば、この作品を最後に、映画を観て涙を流していないのではないでしょうか?(ドラえもん関係では瞳から涙がこぼれていませんので)

3時間以上も上映時間があるのに、まったくだらけることも無く、最後までしっかり観せてくれます。原作が良いのか、脚本が良いのか、監督が良いのか、出演者が良いのか、それともその全てなのかは分かりませんが、とにかく素晴らしい作品です。後世に残すべき作品だと思います。

 

 ところで、例のあの能力の副作用なんですが、あれがもし「寿命が延びる」ではなく「寿命がx倍になる」と言うものだとしたら、ネズミが未だに生きている事を考えると、あのじいさんは2000年は生きないといけなくなると思うのです。

 

 スピルバーグは後に、4回も泣いていない。3回だ!と否定したそうですな。

 

2000年5月2日鑑賞


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